納得いかない
この混沌とした世の中に、再びネレヴァリンを名乗る者が現れた。しかし折々の時代にその称号を冠された傑物は皆等しく現れては消え、御伽噺めいたアズラの預言が最後まで成就したことは一度もない。 それは今回もまた同じだろう。例え … [Read more…]

この混沌とした世の中に、再びネレヴァリンを名乗る者が現れた。しかし折々の時代にその称号を冠された傑物は皆等しく現れては消え、御伽噺めいたアズラの預言が最後まで成就したことは一度もない。 それは今回もまた同じだろう。例え … [Read more…]
ブレイズ──シロディール帝国の皇帝直属精鋭部隊。主に情報収集に当たる者が多いとは言え、それなりに腕の立つ人物でなければそもそもそんな危険な真似などできない。しかしブレイズの誰もが皆見るからに屈強な猛者ばかりというわけで … [Read more…]
大戦が終わり早数年。無慈悲なサルモールはタロスの信者を捕らえては見せしめに殺し、九柱目の神を崇める者は皆それぞれ身を潜めてこの地獄が過ぎ去るのを待つ。人生のほとんど全てでアイレイドの遺跡を研究してきたこのわし、マーティ … [Read more…]
「バラダスさん、前から気になっていたんですが……」「何だ」「どうして評議員を引き受けてくださったんですか?」 その日もいつものようにグニシスの外れの塔を訪れていた私は、いくつかの金属片を前に図面を引いている人の横顔に向 … [Read more…]
何気なく口にした問い、それにまさかこうも怪訝な顔をされるなどとは思ってもみず。だが何とも形容しがたい表情で私を見ているファラルダに再び同じことを尋ねようとするよりも早く、彼女はどことなく引き攣ったような顔をしながらこう … [Read more…]
先日一通の手紙を受け取った。話したいことがあるので訪ねてきてほしいというその書簡の差し出し人は、私も所属するフラール家の評議員であるクラッシウス・キュリオ卿だ。私の後援者でもあるその人からの呼び出しとあっては無下にする … [Read more…]
「……今お前は何と言った」「ドワーフに関する研究を辞めていただけませんかと言いました」 しばらく本土に向かうため留守にすると言っていたその娘が戻ってくるなり、ひどく真剣な顔でこう言った時にはさすがに正気を疑った。数秒の … [Read more…]
私が帝国軍に加わってからいくつか位を上げ、リフトの野営地へと配属された時。ここの責任者だという特使の元へ挨拶に行った私は、もはや珍しいと言っていいアルトマーの兵士を見て我知らず驚いた顔をしてしまっていたのだろう。 「ス … [Read more…]
聖オルムス地区の最上階に、幽霊屋敷と呼ばれている荒れ果てた邸宅がある。中へ足を踏み入れればそこは文字通り埃や蜘蛛の巣でいっぱいではあるのだけれど、地下へと続く閉ざされた扉の鍵を開くだけの能力がある者には、全く違う姿を見 … [Read more…]
仲間意識なんて元々希薄なテルヴァンニだけれど、同業者だからこその苦労を分かち合えることもある。各マスター・ウィザードの代理人はその最たるもので、議会の間は意見を曲げずに戦わなくてはならないものの、それ以外の時間は割とフ … [Read more…]